魔のもの研究所 presents

『まちカドまぞく』副読本

~お楽しみとときめきの理由~

我々の宿命はただひとつ、本書によって『まちカドまぞく』への愛をさらに深く、強くさせることだ。

『まちカドまぞく』副読本​

『まちカドまぞく』副読本​​ ~お楽しみとときめきの理由~ は、『まちカドまぞく』を詳しく読む・二次創作する上で頼りになる副読本です。

頒布情報

頒布予定

以下のサークル様で委託販売を行いました。
日時: 2022年 12月30日 金曜日(1日目) 10時から16時
場所: C101 [東プ-33a] 「びストレーター」様
価格: 1000円

おかげさまで完売しました。ありがとうございました。

製作者

お楽しみはこれからだ

誰よりも優しく
強くなるんだ
眼鏡っ子好きすぎ

内容

目次(仮)

  • あらすじ
  • ヒーローズ‧ジャーニーを⽤いた分析
    1. はじめに
    2. 4 万円生活の呪いの解除 ~物語の方向性を決める~
    3. 今明らかになる!吉田家の秘密 ~シャミ桃の聖婚~
    4. 千代田桜捜索 ~初めての本格的な旅~
    5. 千代田桜の隠し泉 ~ウガルル召喚の下準備~
    6. ミカンの解呪 ~個人事業まぞくとしての目覚め~
    7. おくおくたまキャンプ ~リリスの傷を癒やす~
    8. 喫茶あすらカチコミ ~内面の<影>との対峙~
    9. 小倉しおん救出作戦 ~<影>の世界の旅~
    10. 桃色の過去(と更に過去) ~桃の旅の完結~
    11. 全ての旅を振り返って
  • 聖地巡礼ガイド
  • タイトル一覧
  • 呼称表

お試しで読みたい方へ

「ヒーローズ・ジャーニーを用いた分析」章の一部は、じゃぱりが既にWeb上に公開している文章の加筆修正版となっています。
以下のWeb公開版の記事を読んで面白いと感じましたら、きっと本著も楽しめるはずです。

内容チラ見せ

ヒーローズ・ジャーニーを用いた分析と考察​

ジョーゼフ・キャンベルの「英雄の旅」、クリストファー・ボグラーの「ヒーローズ・ジャーニー」の概念を基に、『まちカドまぞく』の9個のエピソードを分析します。

聖地巡礼ガイド​

『まちカドまぞく』の聖地である聖蹟桜ヶ丘で聖地巡礼を行うためのガイドです。 実際に取材に赴いた上で記述しています。

巻頭言

文責:メカ外道

宿命《さだめ》を持つ人間は幸いである。
宿命によって命を授かり、宿命によって生き、宿命によって成功・または失敗し、宿命によって死ぬ。そこに何の淀みはない。
ただ「それが宿命だったから」の一言で、全てが済まされる。

 この時代は乱世とも言える程、宿命に欠けている。
道しるべはなく、自らの向く方角も分からず、英雄であると嘯き人を導こうとする者もどこか胡散臭い。

だから私は本書で以って読者諸君に宿命を与えようと思う。

『まちカドに花を添える宿命』だ。当然、それに従う義理はない。

だが、道しるべは用意しておいた。これを参考に花を添えてもいいし、これに従わず花を添えてもいい。
もちろんこれが偽りだと叫んで別の道しるべを作ってもいい。

我々の宿命はただひとつ、本書によって『まちカドまぞく』への愛をさらに深く、強くさせることだ。
そうなれば、わが身が引き裂かれようと、凌辱の海に放り投げられようと構わない。

多魔市に添えられた花が彩りに満ちるのであれば、それは至上のよろこびである。