魔のもの研究所 presents
『まちカドまぞく』副読本
~お楽しみとときめきの理由~
我々の宿命はただひとつ、本書によって『まちカドまぞく』への愛をさらに深く、強くさせることだ。
『まちカドまぞく』副読本
『まちカドまぞく』副読本 ~お楽しみとときめきの理由~ は、『まちカドまぞく』を詳しく読む・二次創作する上で頼りになる副読本です。
頒布情報
頒布予定
以下のサークル様で委託販売を行いました。
日時: 2022年 12月30日 金曜日(1日目) 10時から16時
場所: C101 [東プ-33a] 「びストレーター」様
価格: 1000円
おかげさまで完売しました。ありがとうございました。
委託販売
メロンブックス通販にて予約受付中です!
発売日: 2023年01月中旬
価格: 1320円
内容

目次(仮)
- あらすじ
- ヒーローズ‧ジャーニーを⽤いた分析
- はじめに
- 4 万円生活の呪いの解除 ~物語の方向性を決める~
- 今明らかになる!吉田家の秘密 ~シャミ桃の聖婚~
- 千代田桜捜索 ~初めての本格的な旅~
- 千代田桜の隠し泉 ~ウガルル召喚の下準備~
- ミカンの解呪 ~個人事業まぞくとしての目覚め~
- おくおくたまキャンプ ~リリスの傷を癒やす~
- 喫茶あすらカチコミ ~内面の<影>との対峙~
- 小倉しおん救出作戦 ~<影>の世界の旅~
- 桃色の過去(と更に過去) ~桃の旅の完結~
- 全ての旅を振り返って
- 聖地巡礼ガイド
- タイトル一覧
- 呼称表
内容チラ見せ
ヒーローズ・ジャーニーを用いた分析と考察
ジョーゼフ・キャンベルの「英雄の旅」、クリストファー・ボグラーの「ヒーローズ・ジャーニー」の概念を基に、『まちカドまぞく』の9個のエピソードを分析します。

聖地巡礼ガイド
『まちカドまぞく』の聖地である聖蹟桜ヶ丘で聖地巡礼を行うためのガイドです。 実際に取材に赴いた上で記述しています。

巻頭言
文責:メカ外道
宿命《さだめ》を持つ人間は幸いである。
宿命によって命を授かり、宿命によって生き、宿命によって成功・または失敗し、宿命によって死ぬ。そこに何の淀みはない。
ただ「それが宿命だったから」の一言で、全てが済まされる。
この時代は乱世とも言える程、宿命に欠けている。
道しるべはなく、自らの向く方角も分からず、英雄であると嘯き人を導こうとする者もどこか胡散臭い。
だから私は本書で以って読者諸君に宿命を与えようと思う。
『まちカドに花を添える宿命』だ。当然、それに従う義理はない。
だが、道しるべは用意しておいた。これを参考に花を添えてもいいし、これに従わず花を添えてもいい。
もちろんこれが偽りだと叫んで別の道しるべを作ってもいい。
我々の宿命はただひとつ、本書によって『まちカドまぞく』への愛をさらに深く、強くさせることだ。
そうなれば、わが身が引き裂かれようと、凌辱の海に放り投げられようと構わない。
多魔市に添えられた花が彩りに満ちるのであれば、それは至上のよろこびである。